順延が続いた甲子園も、ついに準決勝を迎え、ベスト4が揃いました。
今年は近畿勢が強いですね!!
その中で注目を浴びているのが、京都国際高校です。
もちろん、強さで注目されているのもあるのですが、なんと校歌が韓国語なのです。
なぜ、日本にある学校なのに、韓国語の校歌となっているのか。。。その真相を調べてみました。
もくじ
なぜ韓国語の校歌なのか
なぜ日本にある学校なのに、校歌が韓国語なのか?
それは京都国際高校の成り立ちにあるようです。
京都国際高校の成り立ち
もともと京都国際高校は、韓国系の民族学校が前身であり、開校時の名称は京都朝鮮中学という名前でした。
その後に高等部が新設され、2004年に今の名称となっています。
前身が韓国系の学校であれば、校歌が韓国語なのも納得ですね。
京都国際高校の校歌
校歌は韓国語(ハングル)ですが、放送時には和訳されています。
以下は、テロップで流れたものです。
東の海を渡りし 大和の地は
偉大な祖先 古の夢の場所
朝な夕なに 体と徳を磨く
我らのふるさと 韓日の学び舎
これを表示したNHKは、京都国際高校から提供されたと主張していますが、京都国際高校側としては、提供した事実は無いと否定しています。なので誰が訳したのかは不明なままです。。。(そんなもの放送で流して良いんか。。?)
野球部の歴史
破竹の快進撃を続ける京都国際高校野球部ですが、1990年創部と、比較的新しくできた部類になります。
ですが、創部から4年、2003年夏の京都大会ではベスト8を成し遂げ、2019年春の京都大会では優勝と、とてつもない勢いで力をつけている学校です。
今年の注目ポイント
主力メンバーは2年生が多く、特にエースの森下選手に注目が集まっています。
左投げオーバースローで、最速140キロ超えのストレート、スライダー、チェンジアップなどの多彩な変化球に加え、これらをしっかりと打者が打ちにくいコーナーへ投じています。
また、2021年夏の大会では、二松学舎大付属高校選で本塁打を放つなど、投打で活躍している選手です。
2年生が主体というのもあり、来年も楽しみなチームですね!
ネットの反応
近年、韓国とは政治的な問題が絶えず、この校歌に良い印象を抱いている方はやはり少ないようにも見受けられました。
- 反射的に相手の高校を応援しちゃうな。。。
- 和訳するくらいなら校歌を日本語にしろよ!
とはいえ、そんなことは気にせず頑張ってきた選手を応援するべきといったフラットな意見も見受けられます。
頑張ってきた選手を応援しよう!
私も高校野球経験者であり、大会に向けて選手がどんな思いで努力して来たのか、理解できる部分もあります。
確かに勝ち上がっていくチームが日本由来でない学校という点では、日本国民として複雑な心境となることも理解できますが、私は努力してきた選手を素直に応援したいと思います!
この記事を書いている時はまさに、準決勝の智弁学園戦の真っ最中です!
頑張れ!智弁学園!
頑張れ!京都国際!
2021/8/28 14:00追記
3-1で智弁学園が接戦を制しました。
ナイスゲーム!!
ってことは。。。
決勝は智弁対決か!!!